【事例研究】iSpringを選ぶ理由は? 日本の自動車部品メーカーのケース

重工業における従業員研修は難しい課題です。製造コンプライアンスと技術的知識に関する総合コースの作成には通常、何か月もかかり、全従業員の研修にもそれと同じぐらいの時間が必要です。このような場合、同業他社の経験や、研修内容の作成を合理化するために彼らが見つけたソリューションが参考になります。

iSpring Suiteを活用して、eラーニング作成時間をほんの数時間に削減し、多様でインタラクティブなコンテンツで6万人弱の研修を実施している、ある日本の自動車部品主要メーカーの事例を紹介します。

背景

これは、長い歴史と世界各地に従業員を持つ日本の自動車部品メーカーにおけるiSpringの導入事例です。研修に注力しており、どこにいても従業員に同じ育成と成長の機会を提供することを目指しています。

同社は2002年に日立製の学習プラットフォームを利用して、初の企業eラーニングプログラムを開始しました。

当時、研修内容は現在とは異なる特殊な形態で作成され、専門部門が取り組んでいました。

2017年、同社はCornerstone OnDemand (CSOD) 学習管理システムに切り替えました。これは、成熟した eラーニング環境を構築する上で重要な節目となり、自律的かつ効果的なコンテンツ作成の基盤を築きました。

eラーニング教育チームは現在、ラーニングマネージャ1名、コンテンツ開発担当者1名、運用担当者2名で構成されています。

課題 –LMSと互換性のあるSCORMベースのツールを探す

CSODプラットフォームで研修を実施するためには、第三者ツールでオンラインコースを作成して、システムにアップロードする必要がありました。

LMSにコースを含むZIPファイルを公開するイメージ

そのためには、SCORMコースを簡単に作成でき、既存のLMSと互換性のあるオーサリングツールが必要でした。適切なソフトウェアを探す過程で、同社はiSpring Suiteに出会いました。

パワーポイントベースのiSpring Suite eラーニング作成ツールのバー

ソリューション – iSpring SuiteでSCORMコースを作成

iSpring Suiteにより、同社は簡単にSCORMコンテンツを作成してCornerstone OnDemand LMSにシームレスにアップロードできるようになりました。プロセスは明確で、技術的なスキルやIT部門の支援は必要ありませんでした。さらに、iSpring Suiteの完璧な互換性により、第三者LMSにテストの結果を正確に表示できます。

SCORM形式でLMSにコースを公開する

iSpring Suiteは、SCORMラッパーとしてだけではなく、現在、チームはツールの他の機能を広範に利用しています。クイズ機能(QuizMaker)を多く活用し、全社向けのコンプライアンス研修等を実施しています。

クイズを使うと、学習内容の理解度確認が簡単です。

最近では、同社は教材に動画コンテンツを使い始め、iSpring Suiteはそれにも非常に役立っています。このツールがあると、他の動画編集ソフトウェアを使用せずに、PowerPointインターフェースで直接、高画質のチュートリアル動画を作成できます。

結果

iSpring Suiteを使用すると、比較的小規模な開発チームでも大手自動車部品メーカー向けに多数のコースを作成でき、今ではLMSで、約6万人の学習者がiSpring Suiteで作成したコースとクイズを受けています。同社はコンテンツに対する従業員の反応にも満足しています。iSpring Suiteで作成されたコースは、分かりやすく、操作しやすいと学習者に好評です。

iSpring Suiteを使用することでコンテンツ作成のハードルが下がりました。

従来は、依頼から掲載まで、コースの準備には大体6か月かかっていましたが、今ではあっという間に作成することが可能です。総合オンラインクイズの作成には2時間しかかかりません。教育部門ではこれまでに300のコースとテストを作成しましたが、今後もこのペースを維持していくことを目指しています。

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