Oticon は米国を拠点にする補聴器メーカーです。難聴の人の生活を向上させることに力を注いでいます。Oticon, Inc.の学習・育成の取締役であるJosephine Poelma氏が、この米国企業がスタッフ育成戦略で鍵となるツールとしてiSpringを利用する方法を共有してくれました。
課題1:国全体にいる250名以上の従業員の教育研修
1904年以来、Oticonは聴覚の健康管理において世界のリーダーです。聴覚業界の移り変わる情勢を考慮すると、企業が効率良く競うために、すべての従業員が自分たちのスキルを磨き、知識を最新の状態に保つことは欠かせません。
Oticonは、あちこち出張するアカウントマネージャーやフィールドトレーナーなど、250名以上の従業員全員の知識とスキルを高いレベルに維持する必要があります。それに加え、非常に管理された性質の業界なので、すべての従業員がOticon販売製品に関連して同じ一貫性のあるメッセージを聴くことは極めて重要です。これが、企業が導入した教育研修戦略全般においてeラーニングがとても重要であるという理由です。Josephineはこのように話してくれました。
“eラーニングがなければ、教育研修は従業員のスケジュール次第になってしまいます。さまざまな時間帯で働き、出張が多い当社のフィールドスタッフには難しいことです。eラーニングがあれば、自分のスケジュールが合う時にいつでも教育研修を受けることができます。
オフライン機能が備わったiSpringのモバイルアプリは、当社のアカウントマネージャーやフィールドトレーナーに特に役立ちます。オフラインで利用できるコースをダウンロードすることができますから。それで、いつでもどこでも教育研修を受けることができるのです。”
課題2:受講進捗を管理し見える化する
Oticon, Inc.が iSpring Learn LMS and iSpring Suite を使い始める前には、教育研修の修了を追跡すること、ギャップがある所を見極めることは難しいことでした。Josephineが説明してくれました。
“私たちはWebサイトを利用してすべての教育研修内容を提供していましたが、Webサイトはユーザーに使いづらくて、特定の教育研修リソースの場所を探すためだけに何度もクリックが必要でした。それに、レポートがごちゃごちゃしていたので、研修修了を測定・管理することが難しかったのです。”
Oticon, Inc.がiSpringを使い始めから、コースのオーサリングと割り当てが一層簡単に、効果的になりました。育成チームはコース、クイズ、動画を作成し、ほんの数クリックでiSpringポータルにアップロードできます。
“iSpringがあると、従業員がどのように行っているのかということがかなり見えるんです。チームが教育研修を確実に修了するという点で、従業員のマネージャーにさらに説明責任を与えます。”
課題3:学習効果の最大化(融合したアプローチ)
Oticon, Inc.は、学習に融合アプローチを利用しています。自分自身で教育研修をする前に、すべての従業員は、iSpring Learnで自己ペースのコースを修了する必要があります。このように、従業員はベースラインの知識とスキルセットを備えて自分自身の教育研修に入り、その後にロールプレイなどの実践的な行動を利用してさらに強化できます。
Josephineは、Oticon, Inc.が融合アプローチを活用する方法に関する例も2つ共有してくれました。
● 新しいアカウントマネージャー向けの新人研修
“新しいアカウントマネージャーがOticon, Inc.に入社する時には、10週間の新人研修プログラムを経験します。企業に順応して、すばやく生産的になることに役立ちます。
当社はeラーニングを利用して、アカウントマネージャーがOticon、当社の製品と技術に関する知識を取得する手助けをし、その後に自分自身の教育研修を利用して、当社の顧客がOticonに期待する質の高いサービスを届けるためにこの知識を適用する方法を教えます。”
新しい従業員のコース修了とクイズの結果は追跡・監視され、従業員が追加の支援が要るかどうかを調べます。iSpringの学習パスを使うと、個別の学習プランを作成でき、独自の学習ニーズを支援することができます。
“たとえば、新しいアカウントマネージャーがMicrosoft Officeの知識をレベルアップする必要だとしましょう。私たちは、その人だけにExcel、PowerPoint、Wordの学習パスを簡単に割り当てることができるんです。”
● 製品展開の教育研修
Oticon, Inc.が融合学習を利用するもうひとつの方法は、製品展開です。Oticonが新製品や更新製品を販売する時には、全従業員が訓練を受けて、効率良く製品、その長所、用途を顧客に紹介できなければなりません。
“製品展開の訓練向けのカリキュラム計画では、社内のマーケティング、セールス、オーディオロジー部と非常に密に協働します。」Josephineは語っていました。「自分たちに尋ねるんです。新製品は競合先の製品と比べるとどうなのか?製品についてどうやったら効果的に話せるのか?という分析が必要で、アカウントマネージャーが遭遇するであろう質問を予測してから、発売支援に向けてカリキュラムを綿密に計画します。”
分析の間、Josephineとそのチームはすぐにフィードバックを与えてくれるインストラクターと一緒に、iSpring Learnでの自己ペースの学習を通じてどの学習目標が最も達成されるのか、授業中にどの目標が対面式のインタラクションにより適しているのかを調べます。
自己ペースのeラーニングコースは、iSpring Suiteを利用して開発されます。主題のエキスパートとして提供している従業員が使い方を知っているPowerPointをベースにしているので、iSpring Suiteは完璧なコラボレーションツールです。
” iSpring Suiteを使用すると、さまざまな部署間でファイルやコンテンツを簡単に渡すことができます。コンテンツが承認されたら、PowerPointで構築されたことを簡単に使って、iSpring Learnにインタラクティブなエレメント を追加し、コースとしてコンテンツを公開できます。プロセス全体が非常に効率的・効果的で、学習をすばやく展開、導入できます。”
● いつでもどこからでも学習できる
現在、Oticon, Inc.は自社の学習ポータルで24時間年中無休で利用できるコースが300以上あります。従業員はいつでも、どのデバイスからでも教育研修を受けることができます。たとえば、教育研修修了の時には、アカウントマネージャーやフィールドトレーナーはオフライン版のモバイルアプリで広範に活用できます。
「本当によく出張するので、フィールドチームには非常に便利です!コースをダウンロードしたら、Wi-Fi接続がよくない飛行機でも、どこにいても教育研修を続けることができます。」とJosephineは話してくれました。
ソリューション:ユーザーに優しい、効果的、経済的なiSpring
iSpringを選択する前に、Oticon, Inc.はその他多数のオーサリングツールやオンラインLMSを検討していました。Josephineは、社の選択は基準のリストをベースにしていたと話してくれました。
■コンテンツにオフラインでアクセス
フィールドスタッフは出張が多いので、モバイルデバイスで簡単にコース内容にアクセスできることが重要です。iSpringの無料モバイルアプリを使うと、この従業員たちは時間がある時にいつでもタブレットやスマホで教育研修を受けることができます。
■ユーザー数の計算
システムのユーザー数で請求する他の企業とは違い、iSpringはアクティブなユーザーだけに請求します。「使用した分だけ支払いをするんです。私たちにとっては非常に経済的です。」Josephineが指摘してくれました。
■シンプルなソリューション
Josephineが説明してくれました。「他のLMSでは、コース作成、公開、ユーザーへの割り当てにしばらく時間がかかることがあります。iSpring Learnと一緒にiSpring Suiteを使うことで、コース公開からユーザーへの割り当てまでのプロセス全体が合理化されます。時間を驚くほど節約することができるんです。」
使いやすさの側面から全体として、iSpring Learnは非常に簡単です。まるでNetflixみたい!馴染みやすいユーザーインターフェースがあるので、製品投入が非常にスムーズでした。
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